1996年12月、美少女コンテストの常連だったジョンベネ・パトリシア・ラムジーちゃん(6=当時)が、米コロラド州ボルダーの自宅地下室から遺体で発見された事件で、警察が新しい調査チームを立ち上げた。米ニューヨーク・ポスト紙など、複数の米メディアが10日、報じた。
ジョンベネちゃんの事件では、一時は両親が疑われたが、捜査対象から外された。迷宮入りかと思われたところ、2006年に「自分がジョンベネちゃんを殺した」と言いふらしていた男を警察が逮捕したが、DNA鑑定で不一致。単なる狂言男だった。事件は迷宮入りとなった。
しかし、ボルダー警察署は、この未解決事件を解明するため、州全体から調査、分析、法医学の専門家で構成された「コロラド州コールド・ケース・レビュー・チーム」を編成し、民間のDNA研究所と協力し、新たな捜査を開始した。
ボルダー警察は9日に「ジョンベネの殺害以来、刑事は2万1000件を超える情報提供、手紙、電子メールに由来する手べたがかりを調査してきました。私たちは19の州を訪れ、1000人以上にインタビューまたは話をしました。新しく編成されたチームは未解決事件の捜査を支援するためのもう一つのツールとなります」と声明を出した。
また、マリス・ヘロルド警察署長は「この犯罪は多くの人々の心に穴を残しており、ジョンベネを殺した犯人を見つけるまで捜査を止めることはありません。この捜査は常にボルダー警察の優先事項であり、今後も続くでしょう」と語った。
1996年12月26日、アメリカ・コロラド州ボールダーでジョンベネ・ラムジーという6歳の女の子が自宅地下室で、口をテープでふさがれ、ひもで首を絞められて殺されているのが発見。被害者は美少女コンテストの優勝経験がある上、母親も美人コンテストの女王、父親が会社社長という家庭環境から過剰報道がスタート。父親による性的虐待説、また子供に嫉妬した母親説など、殺害の容疑は両親に向けられ全米だけでなく世界中で注目を集めた。殺害から10年たち、母親のパトリシアさんはガンで死亡。その2か月後にネットや知人に「自分がジョンベネちゃんを殺した」と言いふらしていた男が逮捕されたが、DNA鑑定でシロとなり、釈放された。まだ、この事件で誰も起訴されていない。









