ネガキャン疑惑よりもダメージが大きそうだ。木原稔官房長官は12日、茂木(もぎ)正官房長官秘書官が経産省の職員だった昨年、知人女性とホテルに宿泊していたことを認めた。
茂木氏に持ち上がっていたのは月刊「文芸春秋」(7月号)が報じた不倫・不正出張、情報漏洩疑惑だ。昨年5月から9月まで、大阪・関西万博の首席国際博覧会統括調整官だった茂木氏は大阪出張の際に既婚者ながら独身女性のAさんと逢瀬を重ねていたという。
Aさんはホテルで名前を伝えたことがなく、1人分の料金で2人で利用したとみられる。報道後、木原氏は「事実関係の確認を行う」としていたが、この日、衆院内閣委員会で茂木氏がAさんをホテルに計5回招き入れたことを認めた。茂木氏は取材を受けて、追加料金を私費で支払った。
また茂木氏は万博のセレモニーで、Mrs.GREEN APPLEが君が代斉唱を務める案があったことや秋篠宮妃紀子さまとの会話内容などをAさんに話した情報漏洩疑惑も報じられていたが、木原氏は「経産省と協力して総合的に確認を行っている」と述べ、調査中とした。そのため処分の是非については「情報を確認し、人事上の対応の必要性を判断する」と明言を避けた。
茂木氏は高市首相が経産副大臣時の秘書官で、政権発足時に引き抜かれたお気に入りだという。役職は官房長官秘書官だが、実際は高市首相の相談役に近く、官邸では木原氏と並んで〝女房役〟を務める最側近といわれている。
「高市首相はグチをこぼせる仲間がとにかく少ない。茂木氏は数少ない心を許せる相手だったはずで、疑惑がクロだったとしても更迭しない可能性もあるのでは」(永田町関係者)。官邸の危機管理が問われる。












