高市早苗首相が行った令和8年熊本地震の視察を映した動画が炎上している。
5日、自民党は臨時総務会を開催し、飲食料品の消費税率を2027年4月から2年間、8%から1%に引き下げる基本方針案を了承。その後、高市内閣は閣議決定を行った。秋の臨時国会で関連法案を提出する見込み。
高市首相は成立に向けて意気込むが、党内には不穏な空気が漂う。総務会には〝ラスボス〟こと宮沢洋一前税制調査会長らが欠席するなど、消費税減税に否定的な議員は少なくない。
そんな高市首相にとって内閣支持率は頼りになる。下がってきたとはいえ最新の共同通信社の調査では53・7%もある。
その支持率にダメージとなりそうなのが視察をめぐる騒動だ。高市首相は3日、熊本地震の被災地を視察。ヘリで上空から爆発のあったイオンモール熊本や日本製紙八代工場などを見て回り、氷川町の氷川中学校で避難所視察を行った。町長や被災者と意見交換もあった。
この視察が炎上した。ジャーナリストの田中龍作氏は3日にXで「クーラー付き、段ボールベッド完備の別格避難所を高市総理が視察したのは、たったの3分間」と投稿し、これが拡散されたのだ。
これに内閣広報官の佐伯耕三氏がXで反応。「一部SNSで事実と全く異なる情報が流れていますが、(中略)避難所視察は51分間ですので、お伝えします」(4日の投稿)と〝3分間〟を否定した。
これだけではない。首相官邸の公式Xは視察を動画に編集して3日にアップしたのだが、これも「被災者を自己PRに使うな」「高市総理のプロモーションビデオになっちゃってますね」と批判が殺到しているのだ。
今のところ、内閣広報官のXは動画には言及していない。永田町関係者は「佐伯氏はネットで話題となったもののすべてに言及するのではなく、ある程度拡散されたものについて事実関係を発信するというスタンスのようです」と指摘した。
動画の感想には反応しないのかもしれない。











