ダイアナ妃の弟であるチャールズ・スペンサー伯爵が亡き姉について書いた回顧録の中で、故エリザベス女王がダイアナ妃の事故を知った際にいらだった反応を示したと明かした。英紙ミラーが18日、報じた。
スペンサー伯爵によるダイアナ妃の回顧録「スワン・ソング;ダイアナ、マイ・シスター」は22日に発売される。同書の第2弾となる抜粋で、ダイアナ妃の葬儀当日について振り返っている。ダイアナ妃の埋葬のため、一行がロンドンからスペンサー家の邸宅オルソープへ向かう途中、伯爵は甥のことを「心配していた」という。
当時12歳だったヘンリー王子は、兄ウィリアム王子とともに母親のひつぎの後ろを歩いた。伯爵は、ヘンリー王子には「ダイアナの抱擁が必要だった」にもかかわらず、「制御不能になるまま放置された」と主張している。
また、エリザベス女王がダイアナ妃の事故を最初に知らされた際、いら立った様子で質問したとも明かした。
スペンサー伯爵は、次のように書いている。
「女王は、ダイアナが交通事故に遭ったとの第一報を聞いた際、いら立った口調で『今度は何をしでかしたの?』と尋ねた。もちろん、事態の深刻さが明らかになる前のことだった」
英紙デーリー・メールに掲載された今回の抜粋に先立ち、スペンサー伯爵は、ダイアナ妃が1997年に悲劇的な死を遂げた後、チャールズ国王が「王室は彼女のことなど、じきに忘れる」と発言したと主張していた。伯爵は、この主張について「真実を語っている」としている。
新著の連載記事でスペンサー伯爵の主張が明らかになってから、わずか1時間余り後、バッキンガム宮殿は強い調子で反論した。
宮殿は、チャールズ国王について「きょうだいを失った悲しみは、たとえそれから長い年月がたった後でも、理性を曇らせ、判断に影響を及ぼし、本人も気づかない形で記憶に色を付けることがあると理解している」との声明を出した。












