ヘンリー王子とメーガン妃の英国帰国から続く騒動の数々を、兄のウィリアム皇太子夫妻は、単なる「余興」と冷静に客観視しているという。英紙ミラーが16日、報じた。

 ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、険悪な関係が続いていたヘンリー王子とメーガン妃が、同じ英国に住むという予期しなかった問題に直面しており、2組の夫婦間の深刻な確執が再び注目を集めている。

 現時点では、ウィリアム王子もキャサリン妃も、ヘンリー王子夫妻の英国帰国について公に発言しておらず、夏季休暇を終えて多忙な公務スケジュールをこなしている。

 先週にはチャールズ国王の名義で書簡が各方面に発せられ、ヘンリー王子夫妻は英国に戻ったにもかかわらず「一般市民」として扱われることが改めて表明された。この件はヘンリー王子とメーガン妃の間で物議を醸したと言われている。夫妻は「公人」という表現を好み、自分たちが王室の一員であることを認めてほしかったと考えているという。

 ミラー紙の王室担当編集者で、伝記「ウィリアムとキャサリン」の著者でもあるラッセル・マイヤーズ氏は「ウィリアムとキャサリンは、自分たちの焦点は自分たちと王室に当てなければならないと主張するかもしれないが、今後、ヘンリーとメーガン、そして彼らの家族とどのように交流していくかについて、プレッシャーがかかるだろう」と語っている。

 同氏は「国王とウィリアム王子は、ヘンリー王子夫妻が王室を代表する存在ではないという点で完全に意見が一致している。この点に関して、2人の考えがいかに一致しているかは疑いの余地がない」と語りつつ「ウィリアム王子の考えは明確だ。父親がヘンリー王子や夫妻とどのような関係を持つかは、完全にウィリアム王子次第だ。しかし、将来を見据えると仕事上でも私生活でも、彼らとは一切関係を持たないだろう」と断言した。

「ウィンザーの4人の妻」の著者であるサイモン・ヴィガー氏は、米誌ピープルに対し「冷静さを保ち、普段通りに生活を続けるべきだ。彼らはこれを余興であり、単なる古代史(の繰り返し)だと考えている」と語っている。

 ウィリアム皇太子夫妻に近い関係者は「ヘンリー王子とメーガン妃がどうするかは、彼ら次第です。ウィリアム王子とキャサリン妃にとっては、その時期はもう何年も前に終わったことです。夫妻は自分たちや家族に向けられた批判を許すことはできないが、ヘンリー王子夫妻が自らを巻き込んでいるようなネガティブなことや騒動に時間を費やす余裕もエネルギーもない」と語っている。