チャールズ国王がヘンリー王子に対してアーチー王子とリリベット王女について「明確な要請」をしていたという。英紙エクスプレスが9日、報じた。

 チャールズ国王は7月初旬、4年ぶりに孫のアーチー王子とリリベット王女と再会した。しかし、バッキンガム宮殿とヘンリー王子夫妻によって確認されたこの再会劇は、メディアに写真が公開されることもなく、ほとんど公には報じられなかった。

 王室専門家によると会談を非公開で行うという決定は、ヘンリー王子とメーガン妃の意向ではなく、国王の意向によるものだったという。カミラ王妃も同席したこの非公開会談は、7月10日にグロスターシャー州の国王の私邸ハイグローブ・ハウスで行われた。国王が孫たちに会うのは、2022年6月のエリザベス女王の即位60周年記念式典以来のことだった。

 しかし、チャールズ国王は会談を非公開で行い、孫たちとの写真や詳細を公表しないことを強く主張した。

 Woman and Home誌の王室担当編集者で専門家のエミリー・アンドリュース氏は「ハイグローブでのお茶会で何が起こったのかについて、サセックス公爵夫妻側からもバッキンガム宮殿側からも何の報告も写真も出ていない。それは国王の明確な要請だったのだろう。つまり、完全に非公開で行われ、その状態が維持されるべきだということだ」と語っている。

 同氏は、会談の詳細や写真が漏洩すれば、チャールズ国王とヘンリー王子の間のもろい信頼関係が再び揺らぐだろうと指摘している。ヘンリー王子夫妻はこの要請を尊重したと報じられており、メーガン妃は自身のインスタグラムに写真を一切投稿しなかった。

 一方、ウィリアム皇太子はこの会談に不満を抱いていたと報じられている。皇太子とサセックスヘンリー王子は依然として緊張しており、改善の兆しはほとんど見られない。関係者によると、兄弟が最後に言葉を交わしたのは2033年の故エリザベス女王の葬儀だったという。

 アンドリュース氏は「ウィリアム王子は、たとえ非公開であっても、夫妻が国王との家族会見という形で報われるべきではなかったと考えているようです。父親が先に王室入りを果たした一方で、ウィリアム王子は王室の実際の業務と人気をますます担うようになっているのですから」と分析した。

 ヘンリー王子は来年バーミンガムで開催されるインヴィクタス・ゲームズに父親を招待する方針だ。王子はこの招待によって、父子の絆がさらに深まることを願っていると見られている。