米国防総省は8月7日、「UFOファイル」第5弾を公開した。国防総省、FBI、CIA、国務省、大統領府から提供された文書、画像、動画などで、最も古いものは1950年、最も新しいものは今年の記録だ。ファイルには、謎の三角形物体の目撃証言や、米軍関係者が遭遇したものの、いまだ解明されていない事例などが含まれている。
国防総省のショーン・パーネル報道官は「国防総省は今後も順次、追加のファイルを公開していく」と述べ、同省や他の連邦政府機関がすでに次回の情報公開に向けて作業を進めていることを明らかにした。
米メディア「ニュースマックス」などによると、今回の公開で特に目を引くのが、元軍用機パイロットがFBIに証言した、2002年にアフガニスタンで目撃した巨大な物体に関する記録だ。
このパイロットによると、現地時間午前4時30分ごろ、アフガニスタンのバグラム上空で、夜空の星々が次々と隠れていくことに気付いた。何か巨大な物体が音もなく頭上を通過していたという。
物体は正三角形で、大きさは約150メートルと推定された。目に見えるライトなどはなく、西から東へ一定の速度と高度を保って飛行。速度は時速約280キロだったとみられる。
しかも、目撃したのはこのパイロットだけではなかった。一緒にいた別のパイロットも巨大な三角形物体を目撃しており、それが頭上を通過した際、「今の見たか?」と声を上げたという。FBIは証言を基に、この謎の三角形物体の想像図も作成した。
別の事例では、2021年9月、オマーン湾上空で演習を行っていた米特殊作戦部隊が、AC―130Jガンシップに搭乗中、謎の物体に遭遇した。
情報機関の報告書が「コールド・オーブ(冷たい球体)」と表現した物体との遭遇は約25回に上り、その速度は時速約400~2090キロだったとされる。
これらの物体は編隊を組んで飛行し、激しい機動を見せたほか、AC―130Jが主砲を発射すると、それに反応したような動きを見せたという。国防総省の全領域異常対策室(AARO)は、この事例を現在も解明できていない。
国防総省が今年初めに公開した評価報告書には、2023年、米西部にある国家安全保障上の重要施設付近で、連邦政府職員らが謎のオレンジ色や赤色の「オーブ(球体)」を目撃したとの報告も記録されていた。
トランプ大統領は1月、政府全体でUFO関連情報を公開する取り組みを命じ、連邦政府機関に対し、米国民がより多くの情報にアクセスできるよう求めた。一方、トランプ氏自身は地球外生命体の存在について、公の場では懐疑的な姿勢も示している。












