れいわ新選組の創設者・山本太郎代表が辞任を表明し、代表選(17日告示、31日投開票)で新たな顔を選出した後、党名を変更してリスタートを切る。現時点で〝ポスト太郎〟に名前が挙がるのは――。

 山本氏は9日にスピード違反と健康状態の悪化を理由に代表辞任だけでなく政界引退を表明した。右腕として活動していた大石晃子共同代表も山本体制の終焉を受け、離党の意向を示した。

 代表選の出馬には国会議員1人以上の推薦が必要になる。前回の代表選で次点だった八幡愛元衆院議員は10日、自身のYouTubeチャンネルで「現職だったら絶対に手を出していた。現職でないと誰もついてこないし、説得力もない」と悔やみ、有資格者はあくまで現職に限られるとの見方を示した。

 衆院選で大敗し、所属議員は奥田芙美代共同代表、木村英子副代表、天畠大輔副代表、伊勢崎賢治副代表、大島九州男参院議員、山本ジョージ幹事長の6人しかいない。

 本命視されるのは現ナンバー2の奥田氏だが、9日にXで「先に宣言しておきますが、私は代表選には絶対出ません。己の足を知っています」と表明。伊勢崎氏や木村氏の待望論もあるが、代表職は過度な負担を伴うだけに重度の障害を抱える木村氏の体調面を懸念する声もある。

 外部からの出馬も可能だ。2022年の代表選には作家の古谷経衡氏、前回はボランティアの青柳光亮氏、高校生の篠原一騎氏が出馬した。

「著名人や大物が代表選に出馬するようなことになれば、代表選の戦況は一変する。山本氏は政治の師と仰いだ小沢一郎元衆院議員に近く政界引退を報告する予定で、今後の連携や立て直しの妙案が授けられるのではないか。現執行部と一線を画す大島氏がとんでもない候補を引っ張ってくる可能性がある」(永田町関係者)

 もっとも今のれいわは司直の手が及んでいる修羅場。火中の栗を拾う候補者は現れるのか。