れいわ新選組の山本太郎代表が9日、都内で記者会見を開き、代表辞任と政界からの引退を発表した。
山本氏は今年1月の衆院選直前に多発性骨髄腫の一歩手前と診断された。療養のために議員辞職したが、代表は続投していた。また、昨年10月に大分市内の東九州自動車道を法定速度80キロのところを149キロで走行し、道路交通法違反で検挙されたていたことが発覚。
スピード違反について山本氏は「言い逃れできるものではありません。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。続けて「国会で活動する国政政党の代表、そして国会議員を目指すという取り組みから引退します」と代表辞任と政界引退を発表。健康問題も理由の1つだという。
山本氏の代表辞任に伴い大石晃子氏も共同代表を辞任し、離党すると発表した。代表選を17日告示、31日投開票の日程で行う。山本氏は「過去の亡霊、地縛霊にはなりたくない。新体制にすべてを委ねると決めた」と述べ、党名も変更する。
れいわをめぐっては山本氏のスピード違反以外にも、秘書給与搾取疑惑などが週刊誌に報じられるなどゴタゴタ続き。会見ではフリーの記者とバトルを繰り広げる場面があった。フリーの記者の質問に対して「大丈夫ですか? ネタ元。私と一緒に永田町を去った方がいいんじゃないですか。やめましょう、地縛霊でいるのは。一緒に辞めましょう」と呼びかけた。
会見終了後も記者から「辞職とスピード違反が結び付いていたのではないか」と投げかけられると「スピード違反をもって議員辞職をする人なんているんですか? 過去にもいませんでした。私もそれに当たらないということです」と持論を展開した。
議員生活を振り返り「やり残したことしかない。実現できなかったことの方が多い」と語った山本氏だが、強烈なインパクトを残し、山本劇場の幕を下ろした。












