陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(17日、東京・国立競技場)に挑む女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が、新体制で再出発を切った理由を明かした。

 昨季は右肘を痛めた影響もあり、世界選手権は無念の予選敗退。2月からは五輪で3度金メダルに輝いたヤン・ゼレズニー氏(チェコ)に指導を仰いでおり、15日の前日会見では「今季の初戦になるので、まだ新しい体制で2~3か月くらいになるが、どんな試合になるかわからないけど、しっかり戦えたら」と展望を語った。

 ゼレズニー氏とはお互いの意見をすり合わせる作業から始めたという。「コーチがどういうふうに思っているのか、どういうふうにしたいのかを知りたくて、そこに忠実にトライした」と明かした上で「私が去年の世界選手権で良くない結果というのも含めて、失敗してもそれが終わりじゃない、また次さらに良くなるためにどう頑張るべきかを言ってくれるので、いろんなことを吸収したい」と高みを見据えた。

 現在はSNSに投てき練習の動画を意図的に上げていないという。「間違い探し的な感じで楽しんでくれたら。どういう結果になるかわからないが、まずは初めての試合になるので、今まで取り組んできた変化を信じて投げていきたい」とニヤリ。新たな一歩を踏み出した五輪女王の進化に注目だ。