F1界の〝ご意見番〟ラルフ・シューマッハ氏はレッドブルで2021年から4季連続優勝のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が名門フェラーリに移籍しても成功できないと主張した。

 現在のF1界に不満を隠さないフェルスタッペンは今後の去就が不透明で来季の移籍がささやかれている。中でもメルセデスやマクラーレンとともに2008年にタイトルを獲得して以来、祝うべき事象のないフェラーリへの移籍も浮上。専門メディア「F1 OVERSTEER」によると、元F1レーサーで解説者のラルフ氏はポッドキャスト番組でフェルスタッペンについて言及した。

 同氏は最速ドライバーのフェラーリ入りに「まあ、何でもあり得る」とし「多くのドライバーがフェラーリ加入を熱望している。フェラーリはそれ自体が特別なブランドであることは認めざる得ない」とし、フェルスタッペン加入の噂については「マックスは組織の中で従属的な立場に立たなければならなくなるが、彼はそういうタイプではない」という。

 ラルフ氏は「彼はリーダーになることになれているが、うまくいっていないチームに加入した場合、その役割を担うことはできないだろう」とした上で「彼は(担当エンジニアだったジャンピエロ)ランビアーゼをマクラーレンに奪われてしまったので誰も連れていくことができない。兄(ミハエル・シューマッハ氏)は当時、チームワークを発揮する仲間をたくさん連れていった。だからフェルスタッペンが行けるのはマクラーレンかメルセデス」と主張した。

 今後の去就が注目されているフェルスタッペンは、来季にどんな道を選ぶのだろうか。