バレーボールのSVリーグ男子チャンピオンシップ決勝戦(15日、神奈川・横浜アリーナ)、先勝したレギュラーシーズン(RS)1位のサントリーでピンチサーバーとして躍動する高橋塁が、飛躍の〝転機〟を明かした。
2戦先勝方式で争われる一戦はRS2位の大阪Bと対戦し、序盤からサントリーのペースで試合を進める。第4セットは大阪Bにリードを許す展開も、終盤に逆転。23―21の場面では塁がサービスエースを決めて流れを引き寄せた。塁は「絶対に行ってやろうという気持ちでぶち込んだ」と笑みを浮かべた。
重要な局面で存在感を示した塁は、オリビエ・キャット監督の言葉が今でも心に残っている。RSのある試合で塁がサーブをミスした際に「ごめんなさい」と謝罪したところ、指揮官は「ごめんはいらない」と声を掛けたという。塁は「それだけ信頼してくれているんだなと監督からも伝わってきたので、その期待に応えるしかない」と奮起するきっかけとなった。
この日の勝利でチームは連覇に王手を懸けた。今季限りで退団する弟・藍とのラストゲームになる可能性もあるが「藍も僕もバレーボールが終わるわけではない。一区切りとしては藍が退団してしまうけど、明日全力を出し切りたい」と力強く決意。兄弟のパワーで勝利に導く覚悟だ。













