〝カットマン〟躍動の理由とは――。卓球女子日本代表は世界選手権団体決勝(英ロンドン)で絶対王者の中国に2―3で敗れ、55年ぶりの金メダルはならなかった。
その第3試合で世界ランキング14位の橋本帆乃香(28=デンソー)が、同7位の蒯曼を3―1で撃破。大金星を挙げて世界に衝撃を与えた。この日、都内で帰国会見が行われ、橋本は「銀メダルを取れてうれしい。負けて悔しい思いもあるが、大きな舞台で試合ができて、すごく良い経験になった」と充実した表情を見せた。
日本のカットマンが世界に通用した理由について、同じカットマンの佐藤瞳(28=日本ペイント)は、かつてこんな分析を披露していた。「国際的に見たら、カット打ちを苦手にしている選手は結構多い。国際大会ではある程度、勝機を得やすく、カットが通用しやすいのはある」。速攻型の多い中国選手を戸惑わせ、勝利をつかみとったわけだ。
さらに佐藤は「(日本は)どの年代にも強いカットマンがいて、それに対して、みんなもカット打ち(カットマン対策)を練習していて、日本はカット打ちがすごくうまい国。お互い切磋琢磨して強くなっているのではと思う」との見方も披露した。
これからも〝中国キラー〟を期待される橋本は「今後、中国は対策してくる。今後どんどん勝つことが難しくなってくると思う」と警戒。包囲網かいくぐっていけるのか。












