卓球の世界選手権団体戦(英ロンドン)準優勝の女子日本代表が12日、都内で帰国会見を行った。日本は55年ぶりの金メダルを狙い中国と対戦したが、2―3で敗れ6大会連続銀メダルとなった。

 18年大会から4回目の出場となった早田ひな(日本生命)は決勝で1勝もできず「(これまでと)同じ銀メダルでも、心の底から悔しいと思えた銀メダルだった。決勝戦では2点を落とした責任も感じている。それはあの舞台で勝たないと、晴らせないと思うので、これからも大舞台で勝つまではこの気持ちを持って頑張りたい」とリベンジを誓った。

 2大会連続でメンバー入りの張本美和(木下グループ)は「金メダルだけを目指してやってきたので、悔しい思いの方が強い。帰ってきた今でも決勝のプレーを鮮明に覚えているので、この経験を糧にして今後も頑張っていきたい」と悔しさをにじませた。

 そんな張本だが、決勝戦の第1試合では世界ランキング2位の王曼昱に歴史的勝利を果たした。大会後に発表されたでも、世界ランキングは自己最高の3位に浮上。兄の智和とともに並び「お兄ちゃんが3位だったので、追いつけたというより一緒になれてうれしい」と笑顔を見せつつも「私もお兄ちゃんも1位を目指しているのでまだまだ満足できない」と頂点を見据えた。

 1位に立つまでには孫穎莎と王曼昱の壁が立ちはだかるが「(2人は)本当に強い。まだまだ(2人には)遠いのかなと思う」と大きな差を痛感。トップへ上り詰めるためにも「王選手と試合をした日みたいな感じのプレーを常に毎試合やれるようにすること」と今大会で一つの指標もできた。金メダルを逃した経験を胸に、着実にレベルアップを図っていく。