フィギュアスケート男子で世界選手権覇者のイリア・マリニン(米国)が、来季の活動について迷いを明かしている。

 昨季はミラノ・コルティナ五輪の団体で金メダルに輝いたが、個人はフリーでの大失速があって8位。それでも、世界選手権では優勝を果たして意地を見せた。

 米メディア「ロサンゼルス・デイリーニュース」は、マリニンの胸中を紹介。「五輪から数か月、数日経っても『あの時こうしていればよかったんじゃないか』とよく振り返っていた。でも、過去にとらわれて、あれこれ考えていてはいけない。そこから学び、前に進み続けるしかない。だから、私はそうした」と語った。

 現在はアイスショーの出演に向けて準備を進めているが、同メディアは「ミラノ五輪ではあまりにも多くのプレッシャーをかけられたのではないかと自問し、競技スケートからしばらく離れるべきかどうかを検討している」と指摘。マリニンは「ツアー終了後、4年連続の世界選手権優勝を目指すか、来季は競技から離れるかを決める」との見解を示した。

 4年後のフランス・アルプス五輪を目指す方針は変わっていない。ただ「来季どうするかはまだ決めていない。今はまずショーに出て、自分の気持ちを確かめてから、スケートを続けるか、1年間休むかを決めようと思っている。まだ何も決まっていない。すべては状況次第だよ」。

 ミラノ・コルティナ五輪に向けて走り続けただけに、一時的な休養も選択視に入っているようだ。