卓球女子シングルスで世界ランキング11位のカットマン・橋本帆乃香(27=デンソー)は世界女王への敗戦を前向きに捉えた。

 男女シングルスの世界ランキング上位選手で争われるWTTチャンピオンズ横浜3日目(9日、神奈川・横浜BUNTAI)の2回戦では、同1位で5月の世界選手権覇者・孫穎莎(中国)に1―3で敗れた。

「自分が持っているものを出し切って、どれだけ戦えるか。勝つ負けるは別として、戦えることが楽しみ」と心待ちにして臨んだ一戦。第1ゲームは序盤から5連続得点と勢いに乗り、11―6で奪取した。しかし、第2ゲームからは、孫が橋本のカットに対応。3ゲームを連取されて完敗した。

 試合後は「得意の展開でチャンスはあるんじゃないかという感覚があったが、そう簡単にはいかないと痛感した」と女王との実力差を肌で感じた様子。それでも「1セット目は自分が先取することはできたが、それ以降全く通用しなくて、こんなに対応力が違うんだなと身をもって感じられた。負けはしたが、試合ができてよかった」と前向きに受け止めた。

 さらに「(孫が)自分の持っているものを嫌がっているな、少しやりづらそうだなとやっていて感じる部分はあった。世界のトップクラスの選手に通用しているということは、他の選手にも通用する可能性はかなり高い。そういう部分は自信にしていけたら」と手応えも口にした。

 世界女王との対戦から得た収穫と課題を、今後の戦いにつなげたいところだ。