〝徳本流〟で初の箱根路へ――。理工系大で初の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を目指す芝浦工大が着実に結果を残している。全日本大学駅伝関東地区選考会(4日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)では、各校のエースも集まる最終組を走った岩瀬駿介(2年)が「1週間前くらいに出場が決まり、チームとしては全体で15番以上を目指そうと臨んだ」と振り返り、立教大や国士舘大を上回る4時間4分18秒41の総合14位で有言実行を果たした。
そんな芝浦工大を昨年4月から率いるのは、法政大時代に4年連続で箱根路を経験し、指導者としては駿河台大を2度箱根駅伝に導いた徳本一善監督(46)だ。芝浦工大の駅伝部は2011年に創部され、同大の創立100周年となる2027年までに箱根駅伝出場を掲げている。
徳本監督1期生の岩瀬は、指揮官の手腕を「選手をやる気にさせることがすごく上手」と語る。「特別なことは別にしなくてもいいし、とりあえず出されているメニューを完璧にやって練習を継続させることは、口酸っぱく言われている」と地道な努力を求められている。
チームの現在地については、昨年から距離走やペース走を中心に行い、着実に土台作りを行ってきたことで「2年目になって、しっかり練習を継続できている組はスピードを入れて、前半期のこういう大会とかで、しっかり結果出そうというフェーズ。昨年にはできなかったことが、今はステップアップしてできている」(岩瀬)と順調に歩んでいる。
箱根駅伝を沸かせた名将とともに、10月の予選会に向けてさらにギアを上げていく。












