ソフトバンクは29日のオリックス戦(京セラ)に4―5の逆転負けを喫し、5カードぶりの勝ち越しを逃した。4―3で迎えた終盤の8回、4番手のロベルト・オスナ投手(31)が先頭から3連打を浴びて2失点。リードを守りきれず、4月最後のゲームを気持ちよく白星で締めることはできなかった。
試合は先発・大関が今季最短の4回3失点(自責2)で降板する劣勢の展開だったが、2番手・尾形が2回6奪三振、無失点の好投で立て直した。打線は6回に栗原の3点適時三塁打で追いつき、7回に代打・笹川の適時二塁打で一時勝ち越しに成功。前日同様に試合後半に攻撃陣が意地を見せた。
1点リードを守るべく、ベンチは急造の勝ちパターンを投入した。7回は開幕から好調の木村光が三者凡退に抑えたが、8回は体調不良もあって1週間ぶりの登板となったオスナが相手打線につかまった。先頭・森に右前打を許し、続く中川には二塁打。無死二、三塁となって7番・シーモアに中前へ2点適時打を献上した。試合後、オスナは「悪いボールではなかったと思う。打った相手が上だった」と唇をかんだ。
今季、元守護神は「起用法の問題」を抱えて開幕一軍を外れた。契約見直しがまとまり、現在はクローザー以外の持ち場が主戦場となった。かつてMLBでセーブ王に輝いた右腕は「シチュエーションはあまり関係ない。どのイニングを投げるかは僕が決めることじゃない。与えられたところで全力を尽くすだけ。ホールドシチュエーションとかは全然意識していなかった」と矜持を見せたが、結果がついてこなかった。
試合後、小久保監督は「いるメンバーでやるしかない。いないメンバーのことを考えても仕方ない。またやってもらわないと」と痛打を浴びた助っ人にハッパをかけ、足早に帰福。杉山の離脱などもあり、中継ぎ陣の台所事情が苦しい中で努めて前を向くしかなかった。












