巨人は19日のヤクルト戦(神宮)に1―3で逆転負けを喫し、連敗で2カードぶりの負け越しが決まった。
一発に泣いた。先発した井上温大投手(24)は3回まで無失点と上々の立ち上がりを見せた。ところが、4回に1点を先制してもらった直後、味方の失策をきっかけに一死一、二塁のピンチを招くとオスナに3球目のカットボールをフルスイングされ、左翼スタンドに運ばれた。この3ランが最後まで重くのしかかり、井上は5回途中まで4安打3失点(自責2)で今季2敗目を喫した。
ただ、この日の打線はわずか2安打。杉内俊哉投手チーフコーチ(45)は「前回よりボールの勢いも全然良かった。ナイスピッチングですよ」と称賛し、次回登板に期待した。
今季の先発ローテーションは誤算から始まったが、徐々に固まりつつある。エースの戸郷翔征投手(26)は不振のため、二軍調整中。開幕投手を任されかけた山崎は右肩のコンディション不良でリハビリを続けている。
リーダー的存在である2人が不在の中、開幕投手を務めたドラフト1位ルーキーの竹丸、楽天から加入した則本、移籍2年目の田中将、新助っ人のマタとウィットリー、そして井上となっている。ウィットリーは外国人枠の兼ね合いもあって登録を抹消されたものの、17日の同戦では7回2安打無失点と快投し、存在感を示していた。
ローテが機能し始めている一方、戸郷はこの日の楽天とのファーム・リーグ交流戦(Gタウン)に先発。現在は投球フォームを修正している段階で、結果は7回6安打3失点だった。今季、まだ踏めていない一軍のマウンドに立つ日はいつ訪れるのか。他球団の関係者は「一軍にいる先発投手の結果は悪くないし、正直(頭数は)足りている。戸郷は結果を数字として出し続けていかないと厳しくなるね」と手厳しい見立てを示した。
2年ぶりのリーグ優勝へ、経験も実績も豊富な戸郷の力は不可欠。悩めるエースは自分の居場所を奪い返せるのか――。












