阪神は19日の中日戦(甲子園)に7―5で逆転勝利。ドラゴンズ戦は開幕から6戦6勝とし、藤川球児監督(45)も「全員よくやってくれているなと。チームとしていい結果となりました」と笑顔を見せた。

 〝虎のリードオフマン〟近本光司外野手(31)が試合を決める一打を放った。5―5の同点で迎えた6回、先頭・木浪の四球から二死三塁のチャンス。ここで打席を迎えた近本は、竜2番手・斎藤から右前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。「なんとかヒットになってくれって思いで、一塁に走りました」と笑顔で振り返った。

 一方で開幕から20試合で打率2割4分4厘、4打点と毎年おなじみの〝スロースターター〟となっている。それでも「みんなに迷惑をかけるかもしれないですけど、みんなが打ってる分、勝てばいい話。やれることはやってヒットを狙って、成績を残しにいきますけど。シーズンも長いのでね」とキッパリ。好調ではない中で新しいことに取り組みながら試行錯誤を続けているといい「今はすごく楽しんで野球ができています」とうなずいた。

 打線が奮起した一方で先発・伊原は2回途中に「腰部の張り」のため緊急降板。5安打4四死球と大乱調で4失点を喫した。指揮官は「あの段階で気づいて交代が間に合いましたが、もう少し早く気づいてあげられるように、コーチ含めてやっていかなければならない」と語っていた。