阪神は18日の中日戦(甲子園)に4―3で勝利。しびれるシーソーゲームを制し、中日戦は開幕から5戦5勝とした。藤川球児監督(45)は「チームの形をキープしながら攻撃のチャンスを待つ、それから仕掛けていくということができたなと。ナイスゲームですね」とナインをたたえた。

 試合を決めたのは〝虎の苦労人〟木浪聖也内野手(31)だ。1点を返して3―3の同点に追いついた7回二死一、三塁から竜2番手・杉浦のカットボールをはじき返し、決勝の右前適時打となった。

 日本ハムから今季途中に加入した対戦経験の乏しい右腕をしっかりと捉え「映像やピッチャーを見たり、タイミングを合わせたりしていました。ああいう打席でしっかりと結果を残せたのが、1番良かったです」と笑顔で汗をぬぐった。

 開幕から好調をキープしつつも、10日の中日戦(バンテリン)からの4試合で14打席1安打とやや足踏み。直近2試合はスタメンを小幡に譲っていた。それでもこの日は4打数2安打と奮起。「結果が出ないから大きく変えることはないですけど。自分の中で微調整を毎日して、試合じゃないと感覚を得られない部分もあるので。今日しっかり大事なとこで出られたっていうのは大きいですね」とうなずいた。

 ここぞの場面で勝負強さを発揮した背番号0が、チームを勝利へと導いた。