中日は17日の阪神戦(甲子園)に1―2で敗れ、借金は今季最多の「9」。借金2桁が現実味を帯びてきた。

 中日は初回二死から細川の左翼フェンス直撃の二塁打、ボスラーの四球で一、二塁のチャンス。ここで「打ったのはストレート。好投手(阪神先発・村上)から先制できて良かったです」という高橋周が左前適時打を放ち、1点を先制した。

 中日先発・柳裕也投手(31)は5回まで阪神打線を無失点に抑えていたが、6回に味方のまずい守備に足を引っ張られた。先頭・佐藤輝が放った打球は左中間への飛球。誰もが「これでワンアウト」と思ったが、なんと中堅・花田と左翼・細川がぶつかってこれを落球。佐藤は一気に三塁へ進んだ(記録は三塁打)。

6回、阪神・佐藤輝明の打球を追って交錯した中日・細川成也(手前)と花田旭
6回、阪神・佐藤輝明の打球を追って交錯した中日・細川成也(手前)と花田旭

 続く大山の打球も打ち取った当たりだったが、左翼前にポトリと落ちる適時打となり、1―1の同点。その後の二死満塁のピンチをしのぎ、6回8安打1失点でマウンドを降りた柳は「粘り強く投げられたと思います」と短いコメントを残した。

 中日は7回にここまで5試合無失点の根尾を2番手としてマウンドに送ったが、一死から森下に左中間スタンドへ運ばれて勝ち越しを許した。中日はこれで阪神に勝ち星なしの4連敗。苦しい戦いが続いている。