セ最下位に沈む中日が、なかなか上昇気流に乗れない。15日の広島戦(バンテリン)も2―5で敗れ、開幕から6カード連続勝ち越しなし。借金は今季最多タイの「8」となり、5位・DeNAとの差も2ゲームに広がった。
7回に2本のタイムリーで1点差に詰め寄った時にはドームの竜党がヒートアップした。だが8回、4番手・斎藤がモンテロに打たれた打球はライトフェンスの最上部にあたってそのままホームランウイングに飛び込み、これでジ・エンド。ヒットかと思われた打球を広島守備陣の好捕に再三阻まれたこともあり、試合後の井上一樹監督(54)は「今日はナイスプレーをされてしまった。それなりの当たりをしていたんだけど、そこにツキがなかったというふうに切り替えていくしかないかなと思います」と必死に前を向いた。
前日(14日)の試合で左足を痛めて途中交代したサノーがこの日、登録抹消。井上監督は「1か月、もしかしたら1か月半くらいはダメかもしれない。足の方が肉離れみたいな感じだと思う。すごく調子が上がってきただけにね。本当にダメージは大きいんですけど、嘆いてばかりではいけないのでそこはいるメンツに頑張ってもらいます」と語ったものの故障で戦線離脱した岡林、上林に続いてチーム最多本塁打(3本)のサノーまで一軍からいなくなってしまったのは大誤算に違いない。
この日の入場者数は3万3703人。バンテリンドームで昨年7月12日の広島戦から続いていた〝満員御礼(3万5000人以上の来場者)〟の連続記録が37試合でストップした。平日の雨の中のゲームとしては予想以上の集客ではあったが、このまま最下位モードが続いていけば、竜党の熱気も関心度も低下していくのは避けられない。
17日からは前回3タテをくらった首位・阪神と敵地・甲子園での3連戦を戦い、その後は長野、前橋で巨人との2連戦。ホームに帰ってくるタイミングで、借金が2桁の大台に乗っていないことを祈るばかりだ。












