鉄人・小橋建太の完全プロデュース興行「Fortune Dream 11(FD11)」が16日に後楽園ホールで行われ、女子プロレス界の〝夢の3WAYマッチ〟が実現した。

 セミメインで〝太陽神〟Sareee(30)と、スターダムのワールド王者・上谷沙弥(29)、センダイガールズ(仙女)のエース・橋本千紘(33)が激突。当初このカードはメインで行われる予定だったが、Sareeeが「FD11」と同日16日(日本時間17日)に米国のネバダ州ラスベガスで開催される大会に出場するため、試合順が変更された。

 トップレスラーとしての威信をかけた戦いで、序盤から上谷がSareeeと激しいエルボーを打ち合いを見せる。これに橋本が横から入り、ショルダータックルで2人まとめてなぎ倒す。

 上谷が橋本に雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、真下にいたSareeeの上に転がる場面も。3人による一進一退の攻防が繰り広げらたが、試合時間の30分では決着がつかず。時間切れ引き分けで終わった。

 バックステージで橋本は「上谷沙弥、さすが女子プロレスの顔を張って、メディアに出て、やっているだけあったと思った。Sareeeもこの結果が不完全燃焼だろう。この借りは必ず、今年中に返したいと思います」と力強く語った。

 上谷も「30分があっという間に終わった。なんだあの怪物みたいなやつらは。こんなの初めてだわ」と激戦を振り返る。「今日はそれぞれが団体を背負っていた。個人としても、団体としても負ける気は一切しない。次があるとするならば、今度は決着つけるわ」と再戦を熱望していた。