ヘンリー王子とメーガン妃が14日からオーストラリアを訪問中だ。今回の訪問が王室に対して不快感を与える可能性があると王室関係者が指摘している。英紙エクスプレスが14日、報じた。

 同関係者は今回のツアーを「重要な(王室との)共同ツアーであり、今後同様のツアーを行う際の青写真となる可能性がある」と評している一方、ザ・サン紙の王室担当編集者マット・ウィルキンソン氏は、オーストラリア訪問での成功は「英国での共同ツアーの可能性に向けた予行演習であり、試金石となるだろう」と指摘している。

 しかしバッキンガム宮殿の関係者は、訪問が成功した場合、夫妻の王室離脱の長期的な影響を浮き彫りにしてしまう恐れがあるため「オーストラリアでの夫妻の反応を注意深く見守っている」と見ているという。

 また王室コメンテーターのダニエラ・エルザー氏は、今週の訪問が「2018年の夫妻のオーストラリア訪問と同じくらい刺激的な華やかさを見せるなら、メグジット(夫妻の王室離脱)への対応について宮殿が少しでも後悔するようなことが起こるのではないかと懸念せざるを得ない」と指摘している。

 エルザー氏はさらに今回の訪問は「かつて王室の最も写真映えする切り札を、いかにして手放してしまったかを最も強く、最もはっきりと思い起こさせるものになる」ことを指摘し、王室への厳しい警告となる危険性があると付け加えている。

 ヘンリー王子夫妻はメルボルンに到着後、ロイヤル・チルドレンズ・ホスピタルを訪問した後、マコーリー・コミュニティ・サービス・フォー・ウィメン(ホームレスや家庭内暴力被害者のための女性シェルター)で単独公務を行い、メーガン妃はストライプのエプロンを着用して入居者に食事を配膳する様子が写真に収められた。