山本太郎氏の後任を決めるれいわ新選組の代表選(31日投開票)の告示が17日に迫る中、立候補を表明する〝本命候補〟がいまだ不在だ。

 山本氏は病気療養を理由に代表を辞任し、大石晃子共同代表も山本体制の終焉と同時に離党を表明した。

 有力候補とみられた共同代表の奥田芙美代参院議員、副幹事長の高井崇志元衆院議員、長谷川ういこ参院政策委員は出馬しない意向を表明。前回の代表選に立候補した副幹事長の八幡愛元衆院議員、阪口直人元衆院議員も不出馬を表明している。

 党解体の危機で、長谷川氏や八幡氏は現職の国会議員が代表に立つべきと説いている。一方、代表職は負荷が大きく、障がいを持つ副代表の木村英子、天畠大輔両参院議員には体調面から気遣う声が出ている。

 現職で残るのは、副代表の伊勢崎賢治参院議員、幹事長の山本ジョージ衆院議員、幹事の大島九州男参院議員の3人だけとなる。ただ、この3人も15日までに代表選には言及しておらず、態度は不透明だ。

 緊急事態に支持者からは党外から人材を求める声もある。国会議員の推薦があれば、一般からも立候補が可能で、前回は高校生の篠原一騎氏が挑戦した。その篠原氏は13日にアベプラ(ABEMA)に出演した際、「みんなが『篠原やれ』というのがあれば、いつでも出る気はあります」と再び推薦が得られれば、前向きな姿勢を見せた。

 減税日本代表の河村たかし衆院議員や中道を離党した吉田晴美元衆院議員に声を掛けるべきとのウルトラCの意見も出ていて、どうなるのか――。