れいわ新選組の代表選(31日投開票)が17日告示され、幹事長の山本ジョージ衆院議員、阪口直人前衆院議員、石井れいこ三鷹市議が立候補した。山本太郎代表の辞任、代表選後の党名変更など解党的な出直しを迫られる中で、新代表を悩ますことになる山本氏の〝負の遺産〟とは――。
3人はいずれもれいわ結党時に掲げた理念に立ち返ったうえで、おざなりとなっている地方議員や支援者の声を拾い上げるスタンスを強調した。代表選は総数22票で過半数を得た候補者が当選となる。11人いる国会議員・役員の比重が大きく、計11票分を占める。ジョージ氏は奥田芙美代共同代表、伊勢崎賢治副代表の推薦を得て、既に2票を獲得。党主流派の支持を得たといっても過言ではなく、大本命となる。
大きな争点はないように見えるが、唯一、意見が異なるのは、れいわローテーションの見直し問題だ。昨年の参院比例代表で当選した伊勢崎氏、奥田氏、木村英子氏は3年後に辞職し、次点が繰り上がる党独自のシステムが導入されていた。ところが、山本太郎体制の終焉で、「山本代表下の決定事項はいったんリセットし、新体制で必要ならば見直す」とローテの白紙化が取りざたされている。
ジョージ氏は「気をもんでいる方もいる。党内でしっかりと議論して、役員会の中で多くの皆さんの声を聞きながら結論を出していきたい」とローテはリセット対象に含まれているとの見解を示したのに対し、阪口氏は「(ローテの実施を)明確に示したうえでの選挙(参院選)。投票した方もそんな思いを持って、投票されている。基本は変えるべきではない」とローテ堅持を主張した。
議員バッジの行方を巡って、支援者の間でも意見が分かれるセンシティブな問題。どう対処するかが大きな課題となる。












