阪神が9日、ヤクルト戦(甲子園)で7回途中降雨コールドにより2―0で勝利。森下翔太外野手(25)はリーグトップとなる4号ソロ本塁打を放った。

 0―0の4回に先頭で打席に立った森下は、カウント2―2から燕先発・奥川のスライダーを完璧に捉えた。打球は左翼スタンドに突く刺さる先制ソロ。「スライダー系は頭に入っていた。去年まではフォークがあんまり決まってない印象でしたけど、初対戦の中でフォークもすごくいいボールだと感じた。両方意識してましたけど、うまく乗ってくれたと思います」と振り返った。

 この日の先発でドラフト同期の茨城秀俊投手(21)を援護する一発。「ヒデもすごく頑張って投げてくれたんで、ちょっと遅くなりましたけど。自分が打ってチームを勝たせられたのと、ヒデを勝たせられたってのはすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

 そんな高卒4年目右腕には会うたびに「ヒデがんばれよ」とイジりながらエールを送っていたといい「いいプレッシャーになっていたらと勝ったなと思います」とニヤリ。

 また、ポーカーフェースを貫きながらプロ初勝利を挙げた若虎については「最初は何考えてるのかわかんないヤツ。でも関わってみたらアイツ自身も自分のことをイジる、そういう先輩後輩(の関係)。すごく仲良くできる人かなと思います」と親しみを込めた。

 最後は「まだまだ自分自身でも課題を感じてると思うんで、それをこの経験があるからこそ次に生きると思うんで、頑張ってほしいですね」とエール。虎の背番号1が言葉とバットで右腕の初勝利を後押しした。