女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドが、虎視眈々とワールド王座を見つめている。

 2月にワールド王者の上谷沙弥に挑戦したキッドは、激闘の末に惜しくも敗北。その後3月には憧れだったメキシコ遠征に初参加し、再起に向け鍛錬を積んできた。取材に応じたキッドは「マスクウーマンとして、一度はメキシコに行ってみたいと思っていた。実際に行ってみたら、アメリカよりもリングが硬いし、標高が高いから酸素も薄くて。全く慣れない環境で試合して、強くなって帰ってきました。今なら何でもできそうな気がしてます!」と収穫を語る。

 さらに多くの覆面レスラーが活躍するメキシコでの試合を通して、スターダム唯一のマスクウーマンとしての覚悟も強固になった。「メキシコはマスクマンの本場だから、スターダムとは真逆の世界。それだけマスクを大事にしてるっていう文化を身に染みて感じたし、だからこそスターダム唯一のマスクウーマンとして大事にかぶり続けたい。マスクウーマンとしてスターダムの顔はもちろん、プロレス界の頂点に立ちます」と目を輝かせた。

2・7大阪では上谷沙弥(左)にマスクを脱がされかけたスターライト・キッド
2・7大阪では上谷沙弥(左)にマスクを脱がされかけたスターライト・キッド

 マスクへの思いが強まったからこそ、2月のワールド王座戦直前に大事なマスクを破ってきた上谷へ復讐の炎を燃やす。

「上谷のことは根に持ってますよ。すでに横浜アリーナ(26日)で玖麗(さやか)の挑戦が決まってますけど、私は2月の王座戦を経て赤いベルト(ワールド王座)への思いも強くなりましたし、試合後に上谷から『もう一回』って言わせたので。その約束は何が何でも果たしたい。だから個人的な思いだけで言えば、上谷に防衛してほしい。絶対王者の上谷からベルトを取るのは、私でありたい」と力強く語った。

 そして団体最高峰王座戴冠を目指す白虎には、気になる相手がいると明かす。「今は自分を見つめ直している最中…なんだけど、そんな中、ちょっと刺激も欲しくなってきて。ワクワクさせてくれそうな選手がいるので、ちょっとその人に活を入れようかな?とも思っていたりいなかったり…」と意味深に語りながら去っていった。白虎の意中の相手とは…。