ブルージェイズが4日(日本時間5日)に敵地で行われたホワイトソックス戦に3―6で逆転負け。昨季まで3年連続で100敗以上を喫した相手に連敗を喫し、3連敗となった。

 敗戦の責を負ったのは普段はベンチに控えるタイラー・ハイネマン捕手(34)だった。正捕手のカークが前日3日(同4日)の試合でファウルチップを左手に受けて親指を骨折。途中交代となり、この日から10日間の負傷者リストに入った。ハイネマンはカークの交代後からマスクをかぶり、この日はスタメンマスクをかぶって出場。ただ、1点リードの5回の守備で村上宗隆内野手(26)に逆転2ランを被弾…。さらに、1点ビハインドで拮抗していた8回には三本間での挟殺プレーで三塁への〝大暴投〟で相手の走者を生還させてしまった。

 ハイネマンは前日の試合でも1点リードの延長10回に痛恨のミスを犯していた。二死三塁の場面で相手のセーフティースクイズで意表をつかれ、一塁への送球が乱れて同点。その直後に適時打を許してサヨナラ負けを喫していた。

 米メディアの間ではすっかり戦犯扱いとなり、試合後の「スポーツネット」によるインタビューでは涙ながらに「ここ2試合の負けはすべて私の責任です。いくら美化しようとも、他に要因があったと言おうとも責任は私にあります」と言葉を絞り出した。同局の電子版では「はるかに格下のホワイトソックスに連敗した」と衝撃の大きさとともに「普段は控え捕手のハイネマンは、その2敗で大きな役割を果たした。彼は涙を拭いながら語った」と伝えた。

 また、「トロント・ベースボール・インサイダー」では「ハイネマンはシュナイダー監督が自分を擁護してくれることを待ったり、チームメートが責任を押しつけ合うことを待たなかった。彼はすべてを自分のせいにし、ロッカーで涙を流しながら語った」と伝えられた。

 昨年はワールドシリーズ優勝まであと1勝に迫り、ドジャースの前に散ったブルージェイズ。5日(同6日)のホワイトソックス戦後には本拠地でドジャースとの3連戦を控えるだけに、まずは負の連鎖を止めたいところだ。