全日本プロレス3日の新木場大会で春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(CC=4月12日、後楽園ホールで開幕)を前に、3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)、前回大会覇者の斉藤レイ(39)ら出場選手が火花を散らした。
CC開幕前最後の大会となったこの日のメインイベントでは、宮原、潮崎豪、斉藤ジュン、安齊勇馬組が、レイ、鈴木秀樹、本田竜輝、ザイオン組と激突。入場時には普段の大会では禁止されている紙テープの投げ入れが解禁された。
祭典を前に熱を帯びたリングでは、敵味方入り乱れる激戦が展開。宮原はAブロック公式戦の初戦(18日、名古屋)で戦う潮崎と一時仲間割れを起こすなど、思わぬ展開を巻き起こした。
試合は安齊とレイが一騎打ちでエルボー合戦を行ったところで、20分時間切れのドローに。マイクを握った宮原は「当たり前の結果だ。CCに出場する選手が20分で足りるわけねえだろ」と言い放つ。
その上で「CCは誰が優勝することを望みますか。正直な声を聞かせてくれ」と会場に問いかけた。観客からは思い思いの選手の声が上がったが「聞いたか、満場一致で宮原健斗です」と圧倒的な自己陶酔ぶりを見せつけ、リングを去った。
その後はおのおのがマイクを握り、CCに向けた意気込みを語っていった。最後にマイクを握ったレイは「みんないろいろ言ってたけど、これだけは言わせてくれ。昨年度の覇者はこの俺、斉藤レイだ」と胸を張る。「今年も必ず優勝して、最後にうまいビールを飲んでやるぜ」と連覇を誓った。春の激闘が幕を開ける。













