〝親父超え〟なるか――。4月から練習生として全日本プロレスに入団する塙元輝(25)が独占インタビューに応じ、プロレスラーとして歩み始める現在の心境を吐露した。お笑い芸人の父・はなわ(49)の長男として、幼少期から世間の注目を集め続けた男が明かす父への複雑な思い、そして目指す〝オンリーワン〟なレスラー像とは…全てを熱く語った。
――入団発表後、周囲の反響は
塙 想像以上にあった。もうちょっと否定されるかなと思ってたんですけど、応援の声がすごくて…。ありがたいというか、プロレスってすごいなって思いました。
――改めて、なぜ柔道家、教職のキャリアを捨ててプロレスラーを目指したのか
塙 潮時というか、もっと新しいステージに進みたいって気持ちがずっとあって、退職しました。そんな時、父(はなわ)が全日本プロレスさんと関係があった縁で声をかけてもらったんです。
――決断に迷いは
塙 ありがたい話だけど、中途半端な気持ちではできないので、どうしようかずっと考えていました。けど、やっぱり自分の人生を考えた時に、見たことがない景色をプロレスで見てみたいなって気持ちがすごくあったので、全力で頑張りたいと思って決めました。
――妻、息子と家庭がある中での練習生スタートだ
塙 僕も柔道をやっていたので、下積みっていうことは当たり前だと思ってるし、それがなかったら絶対にいい選手になれない。妻も共感してくれて「一番練習生時代が大事だから、頑張って」って言っていただいてます。収入面にも不安はないです。結局は後からついてくるものだと思ってます。
――入団会見では「スターになりたい」と口にしていたがその真意は
塙 なんて言うんですかね、目立ちたいわけじゃなくて「もっと僕を知ってもらいたい」「もっと僕はできるんだ」ってずっと感じてたんです。ありがたいことに、小さい時からテレビに出させていただいて、柔道にも長年成長させていただいた。この2つを存分に生かせるのはプロレスしかない。自分の立ち振る舞いを見て、元気をもらえる選手に僕はなれるんじゃないか、僕にしかなれない存在があるんじゃないかと思ったんです。
――〝はなわの息子〟という肩書を払拭したいとの思いも?
塙 めちゃくちゃありますよ。それがあってこその僕だっていうのも分かってるんですけど、今後はやっぱりプロレスラーの塙元輝として知ってもらいたい。(はなわと)別のタレントだと思ってもらえるぐらい影響力とか、知名度がある選手になりたいですね。「あの2人親子だったんだ」とか「元輝の父親あの人なんだ」ぐらいになってくれるといいなって思います。
――デビュー戦ではファンにどんな姿を見せたいか
塙 万全の状態で、誰が見てもプロレスラーだと思っていただけるような試合をしたい。柔道のイメージが強いと思うので、そこを払拭できるぐらい、魅力のある試合ができるように準備したいです。
☆はなわ・げんき 2000年12月26日生まれ、佐賀県出身。お笑い芸人・はなわの長男。小学2年から柔道を続け、その模様は2人の弟とともにTBS系列で放送されていたテレビ番組「さんまのSUPERからくりTV」や、日本テレビ系「有吉ゼミ」で特集されていた。国士舘大を卒業後、25年5月まで東亜大学で講師として勤務。26年4月に全日本プロレスへ練習生として入団する。1児の父。180センチ、110キロ。















