全日本プロレス20日の八王子大会で安齊勇馬(26)が、謹慎から復帰した青柳優馬(30)とリング上で対面した。

 安齊は昨年11月の「世界最強タッグ決定リーグ戦」に優馬とのタッグでエントリー。ところが優馬が同月、静岡・沼津市内で免許が失効している状態で交通事故を起こし、団体から3か月謹慎等の処分を受けたことで全戦不戦敗に。その後、今月15日の後楽園大会で優馬は復帰した。

 この日安齊は本田竜輝と組んで青柳、大森北斗組と激突。ジャンピングニー、ドロップキックなど強烈な技を優馬に向けて連発した。試合は本田が北斗をファイナルベントで叩きつけて3カウント。安齊のチームが勝利した。試合後安齊は優馬から深々と一礼をされた。

 バックステージで安齊は「率直に青柳さんとまた同じリングで戦えて嬉しかったなという気持ち。ただ最後、頭を下げられたのは今までの感謝なのか、反省の表れなのかは知らない。俺はこの3か月、ただ俺の気持ちに正直に、自分が思う『かっこいい』だけを求めて活躍してきたので、感謝も反省も僕に対してはいらないです」とメッセージを送る。

 その上で「俺は今年のチャンピオン・カーニバルを必ず優勝してこの全日本プロレスで1番かっこいい男になります。その時にまた強くてかっこいい青柳さんと戦えるのを楽しみにしています」と再戦を願った。

 一方の優馬は「やってて頼もしく感じたし、本当に申し訳ないなと思いました。ずっと名前は出してくれてて、半分以上は彼のおかげで戻ってくることができた。またしっかりと安齊勇馬の目の前に立てるように、横に並べるように精進したい」と挽回を誓っていた。