全日本プロレスに練習生として電撃入団したお笑い芸人はなわの長男・塙元輝(25)が、選手会長で3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)からポテンシャルに関する〝太鼓判〟を押された。

 全日本プロレスは10日に都内で会見を行い、塙と練習生契約を結んだと発表。逸材のルーツは幼少期から打ち込む柔道で日本テレビ系の「有吉ゼミ」などで紹介されたこともある。強豪・国士舘大卒業後、山口県内の大学で講師として柔道の指導にあたっていたが、昨年5月に退職。かねてプロレスに関心があり、全日本のオファーを受け、熟考の末に決断した。

 この日の会見に同席した宮原は取材に応じ、印象を語った。「柔道でキャリアを重ねているし、そういう部分では体力に自信があるのかな。小さいころからカメラを向けられてるのに慣れてるのか、会見でも慣れた様子だった。そこは長所ですね。それに会見に出たり、普通の練習生とは環境が違う。でも良い意味で調子に乗っていない。そういう部分は肝に銘じているんじゃないのかな」

 新たなキャリアを形成するにあたり、知名度を利用するのが得策というのが宮原の考えだ。「ついて回るものもいいように生かせばいいんですよ。それは彼にしかできないこと。話題性も自分の実力です」と力説。一方で、会見で塙が「スターになりたい」と口にしていたことを踏まえ「はなわの息子ではない〝塙元輝〟としてやっていきたいという熱い気持ちを感じた」と評価した。

 プロレスラーの素質を感じさせる立ち居振る舞いを見た宮原だが、「まずはデビューを目指して頑張ってほしい。どんな選手になるかはその次です」。プロレスの厳しさを知るからこそ過度な期待は慎んだ。本人は「武藤敬司さんみたいな素晴らしい選手になってみたい」と野望を掲げる。これからどんな選手へと成長していくのか楽しみだ。