中日が2日の巨人戦(バンテリン)に2―1で勝利した。先発の大野雄大投手(37)が9回1失点の完投でチームの連敗を「5」でストップ。開幕6戦目で待望の今季初勝利をゲットした。

 中日は5回一死一塁からサノーが左翼席へ2号2ランを放ち先制。「高めに浮いてきたスライダーをしっかり捉える事ができた。(先発の)大野さんが頑張っているので欲しい所で打てて良かったよ」という助っ人の一発で中日ベンチは一気に連敗脱出ムードが高まった。

 中日先発・大野は8回まで巨人打線を2安打無失点に抑える完璧な内容。だが9回先頭の増田にフェンス直撃の中超え二塁打を許すと、続くキャベッジの左前打を左翼・細川がファンブルする間に増田がホームインして1点差。それでも後続を断ちチームに今季初勝利をもたらした。

 昨年、チームの連敗を8回止めている大野は「昨年ですが、連敗を何度も止めたといって褒めてもらっていて、それはそれで去年はうれしかったんですけど、まさか今年開幕5連敗で回ってくるとは思わなかった。ほんまにちょっと頼むわと思いながら、今日もたくさんお客さんが応援に来てくれて、何とか今年のドラゴンズ初勝利を届けたいと思って必死にマウンドで投げました」とお立ち台で笑顔。今季初勝利に井上監督も「今日、改めて選手たちはすごいなと思いました」と安堵の表情を浮かべていた。