女子プロレス「スターダム」が2日都内で会見を開き、現役を引退する鹿島沙希(32)のラストマッチが23日の東京・後楽園ホール大会で行われることを発表した。

 鹿島は1月10日の後楽園大会の試合後に「疲れたな…ちょっともう体力もあれなので4月の横アリで引退します!」と4月26日の横浜アリーナ大会での引退を電撃発表していた。この日の会見に岡田太郎社長と共に出席した鹿島は「引退理由はリング上でも話した通り、疲れたのと体力の限界です。引退ロードもシングルマッチだけは勘弁してくれという話もして。そして横アリの長い花道を朱里さんにおんぶしてもらうのも申し訳ないので、引退試合はしないです。その代わり引退セレモニーをさせていただけるとのことで、盛大にお願いします」と語った。

 引退ロードとなった8日の後楽園大会で鹿島は朱里と組み、同じ「ゴッズアイ(GE)」の妃南、壮麗亜美、レディ・C、八神蘭奈、稲葉ともか、虎龍清花組とスペシャルハンディキャップマッチで激突。11日の後楽園大会では葉月、コグマと組み、舞華、星来芽依、ウナギ・サヤカ組と対戦する。

 そしてラストマッチとなる23日の後楽園大会では朱里と組み、「ネオジェネシス」のAZM、極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の渡辺桃組と激突する。現在負傷欠場中の渡辺だが、試合を快諾しこの日限定復帰するという。渡辺とはヘイトの前身である「大江戸隊」で行動を共にし親交があったが、23年6月に鹿島が同ユニットから追放され袂を分かった。鹿島は「渡辺桃とは同じユニットの時からずっとよくしてもらってて、本当に大好きな選手。そしてAZMちゃんもスターダムに戻ってきた時に『おかえり! 沙希ちゃん』って言ってくれて仲良くしてくれててすごい大好きで思い入れのある選手。これだけは絶対にやりたいですって言ってお願いして組んでもらいました」と対戦カード実現の経緯を明かした。

 最後には「私は本当にもう悔いがないので、横浜アリーナ引退セレモニーで高速10カウントゴングをするので、皆さん見に来てください! お先失礼します」と言い残し会見場から秒速で姿を消した。