巨人・大勢投手(26)が31日の中日戦(バンテリン)で3点リードの9回から救援登板し、1イニングを投げて無失点、1奪三振。今季初登板で今季初セーブも挙げた。

 頼りの男がついに帰ってきた。WBC出場を終えてチームに復帰後、別調整を続けていた大勢。この日の試合前に待望の一軍登録となると、すぐさま出番はやってきた。

 打線が3点を奪い勝ち越しに成功した直後の9回。今季初の一軍のマウンドに上がった大勢は、先頭・石川を二ゴロに打ち取ると、続くサノーからは空振り三振、最後は木下を遊ゴロに打ち取ってゲームセット。貫禄の投球でチームに勝利をもたらした。

 大勢は「9回の表に野手の皆さんに最高の舞台を用意してもらったので。結果的にも3人で抑えることできて良かったなと思います」と安堵の表情を見せ「同点(のシチュエーション)でも僕だったので。同点で行くよりはせっかく9回投げられるので、ライデルがまだいないので、その間にクローザー経験したいなと思っていたので。丸さん、ナイスバッティングですね」と不敵な笑みも浮かべた。

 世界を舞台に戦った戦友の姿も刺激となった。この日の相手先発は侍ジャパンでともに肩を並べた金丸。金丸にとっても今季初先発となった中、6回2失点と奮投した。ブルペンからその様子を見届けた大勢は「金丸がいい投球してるのを見てたので。WBCから帰ってきてから初先発だと思いますし、今は敵ですけど、数日前まで一緒にやってたメンバーがああいう姿見せてくれたので、僕も気合が入りました」と率直な思いを明かしていた。