巨人の元監督で評論家の堀内恒夫氏が30日、自身のブログを更新。阪神戦で炎上した若武者に愛のある直言を行った。

 堀内氏は「レジェンズシートの解説でスタンドから見てたけど、モニターに映し出される山城の顔からは吹き出すほどの汗が流れていた」と29日の阪神戦で先発したドラ3左腕・山城京平投手(22)に言及した。

 その表情から緊張していることは明らかだった。「横から投げるピッチャーは緊張したらコントロールが乱れやすい。ストライクが入るかどうか。試合前に一番危惧(きぐ)していたところだ」と心配していたという。

 実際、左腕は制球が乱れ2回0/3で67球を投げ3安打5四死球5失点でKO。6―12で敗れた試合後、二軍降格を言い渡された。

 堀内氏は「コントロールが効かないだけでなく2回には死球を2つも与えてしまう。死球に関しては(山崎)伊織にも言っている。『新人だから』は理由にはならない。これはいかんよ」とプロとして戦う以前の問題とした。

 そのうえで「球団OBとしてあえて厳しいことを言うが開幕カード3戦目で投げるには荷が重すぎただろう。戸郷も伊織も投げられない。そこで首脳陣はデータの少ない新人に賭けたわけだ。結果、(開幕戦のドラ1)竹丸は成功したが柳の下に二匹目のドジョウはいないと言うこと」と首脳陣の決断をバッサリ切り捨てた。

 それでも堀内氏は全力を尽くした若武者には温かい目を向けた。「投げた山城はショックだったと思う。でも、君はこれからだ。いいものはたくさん持っている。二軍でしっかり自分の持ち味を伸ばしてまた上がってきてほしい。頼みましたよ!」と再起を期待していた。