阪神・村上頌樹投手(27)が、宿敵相手の大役にも自然体を強調した。26日に東京ドームで行われた全体練習ではマウンドの傾斜や足元の感触を入念に確認。先発を務める27日の開幕戦に向けて最終調整を行った。

 藤川球児監督が「勝負師として挑戦していく姿を楽しみにしてます」と期待を寄せる中、右腕も「勝負の世界ですし、そういう姿を見せれたらいいなと思います。開幕投手に選んでもらえたので、いい姿で恩返ししたいなとは思います」と力を込めた。

 あくまでも143試合の中の1試合という位置づけは変わらない。「明日から始まるっていうだけなので。そこまで緊張もないと思いますし。いつも通りマウンドにあがってやれればいいかなとは思ってます」と、平常心を貫く構えだ。

 警戒するのは昨季までとは違う巨人打線。「岡本さんが抜けてチームカラーも変わってると思いますし、足を使ってきたりとかそういう部分も注意しながらやっていけたら」と表情を引き締めた。

 昨シーズンは巨人戦4試合に登板して3勝0敗、防御率0・60と抜群の相性を誇った〝投手3冠〟右腕。それでも「自信にしているところもありますけど、また新たな1年が始まるので、またリセットして、またいいスタートが切れるようにしっかり投げたいなとは思ってます」と慢心はない。

 開幕前日の最終チェックを終え、虎の右腕は大一番へ準備万端だ。