第98回選抜高校野球大会第6日(24日)の第1試合で大阪桐蔭は熊本工に4―0で勝利。先発左腕・川本晴大投手(2年)が9回3安打14奪三振の完封劇を披露した。

 安定感が光った。この日は直球主体のピッチングで相手打線を圧倒し、6回二死までノーヒット。さらに自己最速を更新する147キロを複数回マークし「冬の間は下半身のトレーニングを結構したので、練習試合でも強いボールを投げられていた。(今日も)結構走ってる感覚がありました」と川本は手応えを口にした。1点リードの7回には一死三塁のピンチを招いたが、古賀を三振、山岡を二飛に打ち取り本塁を踏ませなかった。

 打線は8回一死一、三塁から中西(3年)の右前適時打、谷渕(3年)の犠飛で2点を追加。9回にもリードを広げ、マウンドの2年生を援護した。

 9回で150球を投じた身長192センチの大型左腕は「こんなに投げたことがなかったので疲れた」と言いながらも「調子は結構良かった。いいピッチングができたので良かったです」と笑顔で振り返った。

 春夏通算10度目となる日本一を目指す大阪桐蔭の2回戦は、第8日(26日)第3試合で三重と対戦する。