第98回選抜高校野球大会の第5日(23日、甲子園)第2試合で英明(香川)が高川学園(山口)に5―3で勝利し、2回戦進出を決めた。
エース左腕の冨岡(3年)が9回に2点差に迫られながらも6安打3失点で完投し、144球を投げ抜いた。打線は4回に矢野(2年)、榎本(2年)の連続適時打などで3点を先制。試合中盤の強い雨の影響で失策が続く場面もあったが、5回、8回と追加点を挙げ、リードを守り切った。
香川監督は「天候やエラーが続いて雰囲気が(変わる)そういうムードになりますから、よく辛抱してよく守ったと思います。冨岡はいろんなことが起きても淡々と投げることができる。エースらしくなってきた」と目を細めた。
粘り野球のパワーの秘密は〝セルフうどん〟にある。香川と言えば「うどん県」としても知られる讃岐うどんの本場。ナインも幼少期から食の源としているが、選手の一人は「みんな学校の食堂で自分でうどんをゆがいて食べています」と明かす。
冬場の練習日の昼食時間は学校内の食堂に集合し、それぞれが自分のうどん作りに専念する。わかめ、かまぼこ、レンコン、ナス、しょうがなどトッピングも豊富だそうで「昼ごはんはだいたいうどんと日替わりのどんぶりです。みんなゆでるの、めっちゃうまいです」と得意げに笑った。
讃岐うどんはモチモチとした食感とコシが特徴。香川では注文した麺を自分でゆがいて湯切りし、だしを注いで薬味も自由にトッピングするセルフスタイルのうどん屋が主流。ナインも昼食時には手慣れた手つきで仕上げ、アツアツをすするというわけだ。
ピンチをはね返す弾力と粘りでつかんだ1勝。讃岐パワーでさらなる上位進出を狙う。












