ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が19日、みずほペイペイドームで行われた全体練習に合流した。準々決勝敗退に終わった第6回WBCの戦いを終え、シーズン開幕に向けて切り替えを強調。13打数無安打と不振に苦しみ、主力として悲願の大会連覇に導けなかった悔しさをペナントレースの戦いにぶつける。
素直な言葉で大会を振り返った。「期待に応えられなかったのは本当に申し訳ないと思います。力の差っていうのは選手みんなが感じたと思うんで、そこをどうやって埋めていくか。次回大会に向けて、国際大会に向けて、そこをどう埋めていくかっていうのが日本の課題なのかなと思います」。
打線のキーマンとして臨んだ大会だけに、悔しさは人一倍大きい。「1月から準備する期間があったのに、合わせられなかった。まだまだ自分の考え、取り組み、そういうところに伸びしろを感じている」。優勝した2023年大会の後は、自信を成長につなげた。今回は世界の壁にはね返された悔しさを糧にする。
MLBを主戦場とする選手たちとのフィジカルの差を痛感。「NPBの選手ももっと貪欲に意識してトレーニングしていかないといけない」と世界標準の進化を訴えた。「もう一回、ロスに向けて体を鍛え直して、出るチャンスがあればやり返す」。雪辱を果たせる舞台は限られる。野球が追加競技として2大会ぶりに復活する28年ロサンゼルス五輪に照準を合わせていることをはっきりと表明した。
史上ワーストの8強止まり。悔しさは唯一無二の盟友・大谷翔平(ドジャース)とも共有した。「本人(大谷)も悔しそうでしたし、またロスでって話はしました」。大谷だけでは勝てない。負けて終わるわけにもいかない。リベンジに向けて、気持ちを奮い立たせた。












