ドジャースの〝最強ローテ構想〟に、なお消えない火種が残っている。
スペイン有力紙「マルカ」(英語版)は今季2年目を迎える佐々木朗希投手(24)について、スプリングトレーニングでの不安定な内容に注目。侍ジャパン参加を見送り、開幕へ向けた調整に全力を注いできたにもかかわらず、制球難と組み立ての粗さが尾を引いている現状を「ドジャースの潜在的なリスク」として伝えた。
実際、今春の佐々木は2月25日(日本時間同26日)にダイヤモンドバックスとのオープン戦初登板で1回3失点、3安打、2四球。36球中ストライクは17球にとどまり、直近登板の17日(同18日)・ロイヤルズ戦でも3回1/3を3失点、4四球と波を消し切れていない。今春3登板で防御率13・50という数字は、昨季の右肩のインピンジメント症候群による長期離脱と、10試合で防御率4・46に終わった1年目の不安材料を思い出させる。
それでもデーブ・ロバーツ監督(53)は、佐々木を開幕ローテーションに組み込む方針を崩していない。球団は成長途上の素材と割り切り、カッター系の新球種習得も含めて長い目で見守る構えだが、世界一3連覇を狙う〝西の帝国〟にとって、我慢だけで済む話でもない。
一方で、大谷翔平投手(31)はWBCから再合流後、18日(同19日)のジャイアンツ戦で4回1/3を1安打無失点、4奪三振。最速99・9マイル(約160・7キロ)を計測し、二刀流復活へ力強く前進した。大谷が順調そのものだからこそ、佐々木の不安定さはなおさら際立つ。
ドジャースの見立て通り、2年目の飛躍を示せるのか。それとも再び、王者の足元を揺らす火種となるのか。開幕直前の視線は、一段と厳しくなってきた。












