フィギュアスケートペアのロシア王者でアレクサンドラ・ボイコワと組むドミトリー・コズロフスキーが、ロシアの同種目のレベルが世界一だと主張した。

〝ボイコズ〟ペアは、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで金メダルを獲得した〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=木下グループ)組と2022年北京五輪などでしのきを削ってきたライバル。現在はロシアによるウクライナ侵攻の影響で国際大会に出場できないものの、今月8日のロシアグランプリファイナルで優勝し、五輪に出場すれば金メダル確実との評価も受けている。

 そんな〝ボイコズ〟の2人が、ロシア放送局「オッコ」に出演。コズロフスキーがペアの世界的な現状について語る様子を同国メディア「スポーツ24」が伝えた。

「国際大会でのペアの演技は、ロシアのペアの演技よりも見応えがあるという意見がある」と問われたコズロフスキーは「それは全くの誤りだと思う」と断言。「実際に存在する演技を見てみよう。ボイコワ、コズロフスキー組について話しましょうか。ショートプログラム(SP)『キル・ビル』は、ここ数年のペアスケートにおいて、最も印象的なSPの一つだと考えている。さらに私たちが復活させたショートプログラム『白鳥の湖』は、非常に力強く、素晴らしいオリンピック向きの演目だ。今、4年前よりも上手に滑れている。私たちは変わったのだと理解している。より自覚的になり、より思慮深くなり、フィギュアスケーターとしてのレベルも向上した」と自分たちのペアが世界最高レベルにあることを強調した。

「ロシアのフィギュアスケート界で働く私たち全員が理解しなければならないことが一つある。それは、自分たち自身をもっと評価し、尊重しなければならないということだ。私たちの専門家、コーチや振付師が行っていることは、国際舞台で行われていることと比べて決して劣っていない。ある意味では、それよりも優れている」とロシアフィギュアスケート界が世界で最高レベルにあると持論を展開する。

「外国のものはすべて自動的に私たちのものより優れていると言うのは間違いだ。私たちは非常に優れたシステムを持っている。アスリートを育成する上で、これ以上のシステムは世界にはないと思う」と胸を張った。

 ボイコズペアは、かねてりくりゅうよりも自分たちが上との主張を続けており、それを証明するべく国際大会への復帰を熱望している。