フィギュアスケート女子でロシアの次世代女王候補と期待されるソフィア・ゼプカ(16)が、ミラノ・コルティナ五輪で女子&団体で銀メダルだった坂本花織(シスメックス)への〝愛〟を爆発させた。

 ロシアメディア「スポーツ24」は同国放送局「マッチTV」に出演した際のゼプカのインタビューを伝えた。

「オリンピックの女子フィギュアスケートで、気に入った選手はいましたか」と問われたゼプカは、目をキラキラさせながらこう答えた。

「坂本花織が好きでした。イリア・マリニン以上に、彼女のことを本当に気の毒に思いました。彼女には美しく、華々しいキャリアの終わりを迎えてほしかったからです。彼女自身も、少し違った結末を想像していたのではないでしょうか」

 推しが坂本とプッシュした上で、男子で大本命視されながらまさかの8位に終わって世界に衝撃を与えたマリニンよりも、坂本が銀メダルだった結果のほうがショックだったと明かした。それほど坂本の金メダルを信じて疑わなかったということだ。

 今季限りで現役引退する坂本は、泣いても笑っても世界選手権(24日開幕、チェコ・プラハ)が競技人生最後の舞台。ゼプカは「世界選手権では彼女を応援します」と断言した。

〝坂本愛〟を爆発させるゼプカだが、ミラノ・コルティナ五輪で新たな推しができた様子。「正直に言うと、アリサ・リュウのスケートには本当に感銘を受けています。もちろん、彼女の演技に込められたエネルギーは圧倒的です。ショートプログラムでは軽やかで、フリースケーティングではポジティブなエネルギーに満ちあふれています。そして、そのポジティブさを演技全体に表現しているのです」とこれまでのロシアの選手とは対極と言われるリュウのスタイルにすっかりゾッコンだ。

「それは本当に素晴らしいことで、おそらく彼女はその点で唯一無二の存在でしょう」と感情豊かなスケーティングに魅了されている。

 ロシアの逸材は、自国が輩出してきた数々のメダリストではなく、坂本とリュウを手本に飛躍を期しているようだ。