米国・WWEのプロレスの祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日=日本時間19、20日、ネバダ州ラスベガス)でファン待望のスーパーマッチが実現する。〝ビースト〟ブロック・レスナー(48)と、〝ザ・ルーラー(支配者)〟オバ・フェミ(27)の新旧怪物対決だ。
レスナーは2月23日のロウで代理人ポール・ヘイマンを伴い、祭典の対戦相手についてオープンチャレンジを宣言。16日(日本時間17日)のロウではヘイマン率いる「ザ・ビジョン」から追放されたセス・ロリンズが、ビジョンに牙をむいた。そこにヘイマンを従えたレスナーが登場。リング内外でロリンズの仲間、黒装束集団を次々に投げ飛ばし「スープレックス・シティー」の餌食にした。
さらに、肩の負傷で長期欠場しているロリンズに迫ろうとした時だ。「オーバ! オーバ!」の大チャントを背に、オバ・フェミがリングに上がった。ナイジェリア出身で2022年11月にデビュー。キャリアは3年余りながら198センチ、140キロの肉体と破壊的なパワーを武器にNXT王者になるなど、無敵の快進撃を続ける。
レスナーは不敵な表情の新怪物と対峙。ここでロリンズが一歩前に進み出てビーストをけん制する。レスナーがロリンズに気をとられ、振り向いたところで、フェミが高々とビーストを抱え上げた。そのまま豪快無比のシットダウンパワーボムで叩きつけ、レスナーを一発でKO。プロレス最高峰のWWEとIWGP、総合格闘技の頂点UFCでヘビー級王座を獲得した史上唯一の男を、何とリング中央で大の字にさせた。
続けてレスナーの胸を踏みつけ、異様な大歓声に包まれた会場に掲示された「レッスルマニア42」のロゴを指さした。リングの新たな支配者がレスナーへのオープンチャレンジに応じ、挑戦状を叩きつけたのだ。屈辱のレスナーはたまらず場外に逃げた。これにより、CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは自身のX(旧ツイッター)で「史上最大の舞台のため、完璧な対戦…」と投稿し、レスナー vs フェミの一戦が祭典で正式決定したと発表した。さらに現地実況のマイケル・コール氏の言葉通り「ホーリー・シット(超スゲー)」な対決だと自画自賛だ。
2014年「レッスルマニア30」で〝怪人〟ジ・アンダーテイカーの祭典連勝記録を「21」で止めたビーストも、気づけばアラフィフとなった。同世代のジョン・シナ、AJスタイルズが引退する中、27歳の新怪物を相手に世代交代を許すのか、それとも…。世界中のプロレスファンが注目する新旧怪物対決となりそうだ。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














