米国とドミニカ共和国の15日(日本時間16日)の準決勝の最後の場面の球審の判定をめぐって〝誤審論争〟が巻き起こる中、ドミニカ共和国のアルバート・プホルス監督(46)が静かに口を開いた。

 1点を追う土壇場の9回、二死三塁の場面でマウンドのミラー(パドレス)がペルドモ(ダイヤモンドバックス)にフルカウントから投じた変化球が低めに沈み、ぺルドモが自信を持って見逃したところ球審の判定はストライク。騒然とする中で非情のゲームセットとなり、ドミニカ共和国の決勝進出はならなかった。

 ファンはもちろん、実況席やOBから異論が飛び交い、激しい論争となる中、試合後のプホルス監督は「今夜のような素晴らしい試合で最後の1球だけに注目して試合全体を台無しにしたくない。最後の投球にこだわるつもりはない。あれを批判するつもりはない。われわれにとって勝つ運命ではなかった」と米メディア「MLB公式」などに話した。

 選手から尊敬を集め、MLB監督待望論も根強い指揮官の冷静な対応にエキサイトしていた選手もおとなしくするしかない…。