V候補対決となったドミニカ共和国と米国の準決勝が15日(日本時間16日)にローンデポ・パークで行われ、猛打のドミニカ共和国が封じられて1―2と惜敗。2013年以来となる決勝進出の夢はついえた。

 予想外の投手戦となったが、明暗を分けたのはコーリー・ブレーザー球審のジャッジだった。1―2で迎えた土壇場の9回二死三塁、一打同点の場面でクローザーのミラー(パドレス)がペルドモにフルカウントから投じた8球目のスライダーが低めに外れ、判定はストライク。騒然となる中でゲームセットとなった。球審に対しては8回にもソトがアウトローの球を見逃して三振となり、明らかな不満の表情を見せている。

 注目の大一番が〝誤審疑惑〟に左右されたとあって中継した「FOXスポーツ」のレジェンド解説者らも困惑を隠せない。元ヤンキースのデレク・ジーター氏(50)は「次のWBCでは間違いなくABS(自動ボール・ストライク判定システム)が導入されるだろう。ああいう形で試合が終わるのは見たくないよ」とこぼし、アレックス・ロドリゲス氏(50)も「これほど重要な試合をこのような結果を招く形で、ストライクではない投球で終わらせてしまうのは本当に本当に残念だ」と表情をくもらせた。