侍ジャパンがベネズエラに敗れたことでWBCから大谷翔平(31=ドジャース)が消えた。連覇を目指した今大会、4試合で打率4割6分2厘、3本塁打、7打点と好調だっただけに残念だ。MLBアナリストで、全米一の大谷ファンとして知られるベン・バーランダー氏に聞いた。

 ――日本が負けて、どれくらいショックか 

「少し。少しだね。ベネズエラはとてもいいチームだった。でも、日本が世界最高のチームだと思っている。今日は彼らにしては珍しいミスがいくつかあったのは確か。だから、少し驚いている。ベネズエラは世界でもトップクラスのチームの一つだけど…、僕はいつも言っているんだ。ベネズエラ、ドミニカ共和国、アメリカのチームには有名な名前の選手がたくさんいるって、みんな知ってる。でも、日本は同じくらいメジャーリーガーがいないからって、彼らがそれより劣るチームではない。でも、今日は彼らの方が良いチームではなかった。でも本当にすごくいいチームだよ」

 ――親友のショウヘイはまずまずでした

「ホームラン打ったさ!」

 ――でも、最後の打席が大谷だったのは、運命的ではないか

「そうだね。2023年はショウヘイで終わり、2026年もショウヘイで終わった。野球って、そういう詩的なところがある」

 ――次に、日本代表に期待することは

「2028年のオリンピックかな。彼らはこれからもずっと強いと思う。今回負けたから、今すぐ〝世界一のチーム〟とは呼べないかもしれないけど、過去5年以上の大半の期間で、彼らは最も安定していて、世界で一番いいチームだったと思う。たった1敗でそれが変わるとは思わない。だから今でも世界トップクラスのチームだと思うし、もしMLB選手が出る形で野球がオリンピックに戻るなら、オリンピックでも、そして次のWBCでも、間違いなく倒すべきチームになると思うよ」

(インタビュー・青池奈津子)