大谷翔平(31=ドジャース)が悔しさをにじませた。連覇を期して乗り込んだマイアミ初戦の準々決勝でベネズエラに5―8の完敗。ケタ外れのパワーとアウエーの空気の前に打線は繋がらず、投手陣も踏ん張れなかった。

「1番・DH」で出場した大谷は先制された直後に先頭打者アーチで同点とし「(山本)由伸が立ち上がりで1点取られましたけど、早い段階で取られて、取れた」と振り返ったが、「悔しいの一言。勝てる要素の多いゲームだったと思う。全部が押し切られたというわけではない。4回にも取れていい流れだったんですけど、ベネズエラ打線が強かった。素晴らしい打線だった。自分たちの持っているものを出しながらも最後に力で押し切られた感じ」と相手を褒めた。

 1次ラウンドを4連勝で突破したとはいえ、夢の舞台は道半ばであっけなく終わった。「優勝だけを目指してやってきた。素晴らしい経験でしたが、優勝以外は失敗。結果的にはそうなる。監督も裏方も優勝だけを目指してやってきたのでこういう形で終わるのは残念」と繰り返した。

 それでも森下(阪神)が勝ち越しの豪快3ランを放つなど、佐藤(阪神)ら将来の日本を背負う選手が存在感を示した。次回大会について「終わったばかりなんでなかなか考えれないけど、この先も代表戦はまだあるし、若い選手が多いんで次のチャンスは必ずあるんじゃないかと思う。またみんなで頑張りたいな、また会おうね、という話はみんなで話しました。みんな一回りも二回りも大きくなって戻ってくるんじゃないかと思う。今後が楽しみ」と期待した。

 リベンジの舞台となると次の国際試合は2028年のロス五輪となるが「挑戦したいですし、どういう形で出場できるか自分自身も含めて分からないけど、次の機会でまた集中したいとは思っています」と話した。